長生きする人は足が丈夫!健康寿命を伸ばすカギは「歩く力」
「人生100年時代」とよく聞くようになりました。日本は世界でもトップクラスの長寿国です。
でも、大事なのは長く生きることだけではありません。最後まで自分の足で歩いて、好きなことを楽しめるかどうか。そこで比べられるのが「健康寿命」です。
- 平均寿命と健康寿命の差は、男性で約8〜9年、女性で約12年あります
- 介護が必要になる原因では、骨折・転倒や関節の病気が上位に入っています
- 健康寿命を伸ばすカギは、足を元気に保ち歩く力を落とさないこと
健康寿命と平均寿命の差は「約10年」
健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく過ごせる期間のことです。
国の調査(2022年)では、平均寿命と健康寿命の差は男性で約8〜9年、女性で約12年。この期間は、何らかの手助けや介護が必要になりやすい期間ともいえます。
「10年以上介護をした」というお話は、当院に来られる方からもよく聞きます。目指すのはPPK(ぴんぴんころり)。最後まで元気に過ごすことです。
介護が必要になる原因に「足腰」が多い
厚生労働省の国民生活基礎調査では、介護が必要になった原因として「骨折・転倒」や「関節の病気」が上位に入っています。
足腰が弱ると、次のような悪循環が起こりやすくなります。
- 歩くのがつらい・痛い
- 出かけるのがおっくうになる
- 好きなこと・やりたいことができない
- 体を動かさないので、さらに筋力が落ちる
- 転びやすくなり、骨折や介護のリスクが上がる
100歳を超えるご長寿の方に共通する特徴のひとつは「足が元気」なこと。真似をすれば誰でも100歳まで生きられるわけではありませんが、健康に生きるヒントはここにあります。
健康寿命を伸ばすために、今日からできること
① 1日の歩く量を少しずつ増やす
国の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、大人は1日約8,000歩、高齢の方は1日約6,000歩が目安とされています。いきなり目標を目指さず、今より1,000歩から始めましょう。
② 片足で体を支える力を保つ
歩くときは、一瞬ずつ片足で体重を支えています。片足で立つ力が落ちると、歩幅が小さくなり、すり足になり、つまずきやすくなります。
③ 足に合った靴を履く
大きすぎる靴は、靴の中で足が滑り、指で地面を蹴れなくなります。歩く力を守るには、足のサイズに合った靴が土台です。
④ 痛みを放っておかない
膝や足の痛みをがまんしていると、歩く量が減り、筋力が落ちる悪循環に入ります。早めに原因を確かめることが、結果的に歩く力を守ります。
当院の取り組み|治療 → リハビリ → 運動
当院では、痛みの治療だけで終わらず、リハビリ、そして自宅で続けられる運動へとステップアップしていきます。
歩く力を守るために、歩行機能改善トレーニング「walkey」を導入しています。まずは無料の歩行力チェックで、今の歩く力を知ることから始めてみませんか。
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- 厚生労働省「健康日本21(第三次)」健康寿命の推移(2022年値)
- 厚生労働省「国民生活基礎調査」介護が必要となった主な原因
- 厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」
※ この記事は一般的な情報です。症状が強い場合や長引く場合は、医療機関を受診してください。

