内反小趾(寝指)気づいてますか? 小指の爪が外を向くサインに要注意!

外反母趾のように親指側が痛いわけじゃなくて…小指側が痛いんです…とか
気がついたら小指の爪が外側を向いていて…この違和感。
小指の爪が割れる…うまく生えてこない…など。
それ、もしかすると「内反小趾」かも。
小指の痛みや痺れ、小指の向きが気になって検索した結果、「内反小趾」もしくは「寝指」かな??と当院にご相談される方が増えています。もし気になったら1度、ご相談ください。

内反小趾の症状
見た目と構造的な変化
- 小指の付け根に骨の隆起(膨らみ)ができます。
- 小指が内側に傾く、あるいは「く」の字に曲がる様子が見られます。
- 酷い方は小指が薬指の上に乗っかったままになることも。
痛み・炎症などの症状
- 靴との摩擦による炎症、赤み、腫れ、熱感
- タコや胼胝(べんち)、靴ずれができ、痛みを伴うことがあります。
- 歩行時の痛みや歩きづらさを訴える方も少なくありません。
進行や二次的リスク
- 見た目の悪化や歩行バランスの崩れで、腰痛や姿勢不良にもつながることがあります。
- 炎症が進むと指と爪の間の皮膚が裂けて感染リスクが増大することも報告されています。
- 変形が進行し、治療が難しくなるケースもあるため、できるだけ早期の対応が重要。
内反小趾の原因
靴などの外的要因
- 先の細い靴やハイヒール:つま先が狭い靴やヒールは、小指側に強く圧迫を加え、変形を進行させます。
- サイズ不適合な靴:小さすぎる靴は指を締めつけ、大きすぎる靴は足が前方に滑りやすくなり、圧迫が増えることがあります。
足の構造的・生体力学的要因
- 横アーチの崩れや筋力低下:開張足(横アーチの崩壊)により、前足部が拡がって小指側への負担が増し、変形を促します。
- 歩き方や姿勢のクセ:内股、O脚、外側重心の歩き方など、不均衡な荷重は小指への負担を強めます。
※特にある骨の位置のせいなんです…。
遺伝的・内的要因
- 先天的構造の異常や関節の過可動性、筋力低下なども、内反小趾になりやすくなる要因です。
- 関節リウマチや神経筋疾患によることも。
インソールと歩き方で指の曲がり・傾きが改善し、小指のタコが減った(実例)
次の2つの写真を見比べてみてください。どちらも同じ人の足です。
Before

After

Before

After

小指の付け根のあたりにタコができ、時々皮膚を削ったりして圧を逃していましたが、今は芯もなく、特に痛みが出ることはありません。
小指だけでなく、外反母趾傾向だった親指の曲がりも改善されていますね。
やったことは、矯正用インソールを履き続けたこと。そして少しのプラスα
矯正用インソールで何が変わったか。
インソールを足に合わせて作成しました。このインソールで変わったこと…それは。
力のかかり方を変えた。
それによって、足の構造が機能を発揮できるようになり、本来の「歩き方」になった。
それができるインソールはこれ。

ちゃんと、医学的根拠(エビデンス)のあるものを選びたいですね。
つまり内反小趾は「歩き方の改善」が重要であることを象徴しています。
足の不必要な負担を減らし、本来の歩行を取り戻すことで、変形が改善されました。
もちろん、インソールを入れるための入れ物である「靴」の重要性もあります。そして誰かに教わるわけでもない「歩き方」自体にもアプローチしています。
足の症状に困ったら
まずは、なぜ痛みや不調が起きているのか?
自分の状態を知るために検査や歩行分析を受けてみませんか?
最適な治療方針を一緒に考えます。
その違和感、見過ごさないで
足の小さな悩みほど、長く放っておくほど厄介。けれど、早めの対策で改善の可能性も十分あります。
小指の爪が外を向いている、靴を履くと痛む、そんなお悩みがあれば、ぜひ一度、当院へご相談ください。
あなたの毎日の“元気に歩く力”をサポートします。
当院は、矯正用インソール「フォームソティックス・メディカル」の取扱認定院です!
国家資格者でかつ、取扱の認定を受けた者でしか処方することのできないインソールをぜひ、試してみませんか?
