体を気遣う人の体重計はこれ一択!
最近、体重測りました?
私は少なくとも月に1回は測るようにしています!
体重別の競技をしている時はもっと頻繁に測っていましたが、最近はサボり気味です
体重計に乗って一喜一憂したり…
ただ、体重を測るだけなら、どんな体重計でも測れるのですが
体の状態を考える時は「体重」ではなく、「身体組成」を気にする必要があります!
体重は骨や筋肉、脂肪など全てを合わせた重さですが
身体組成は筋肉量や体脂肪量、体水分量など細かく分析したものです!
体重が減って喜んでも、それが脂肪じゃなくて筋肉だったら…残念なお知らせです。
最近も測ったのですが…用紙が見つからず
見つかったら公開しようと思います!
この記事でわかること!
さまざまな身体組成の測り方
人は何から出来ているのだろう?
そんな疑問の下、身体組成は研究されていますが、実は人の身体組成を正確に測定する方法は今のところなく、「推定」する方法を用いています
いい体重計は、身体組成を測定する精度が高い!ということになります
インピーダンス法
インピーダンス法は足裏とハンドグリップを握った手のひらから周波数の異なる電流を流して、その流れやすさなどを計測して、身体組成を推定する方法です
電気が通りやすい通りにくいという値のことを生体電気抵抗値(インピーダンス)と言います
筋肉は多くの水分を含むので伝導率が高く、脂肪は水分をあまり含んでいないので伝導率が低いです
この性質を利用して推定しています
家庭用の身体組成計は安価で簡単に計測できるので、このインピーダンス法の物がほとんどです
時間帯や食事の前後など、水分量が変化すると数値も変化してしまうので、計測する際は、条件を一定にすること大事です!
水中体重秤量法
地球上での体重と水中での体重の差を利用して計測します
最も精度が高い!と言われていますが、計測するために水の中に入らないといけないので、設備が大掛かりで測るだけで疲れます
空気置換法
水中体重秤量法と同じ考え方で、水に入らずチャンバーという装置の中に入って計測します
人が入る装置なので、設備としては大きく場所を取ります
キャリパー法
キャリパーという物差しで皮下脂肪を摘んで厚みを計測する方法です
簡単にできます!
慣れないと誤差が生じるので、精度はあまり高くありません
MRIや超音波法
画像的に測定できる!しかし…そう簡単に何度もできる方法ではない!
コストはとんでもない!
おすすめの家庭用体重計はこれ一択
一択!家庭用
業務用ほどの精度はありませんが、アプリで管理でき、自分のタイミングで測ることができます!
測定技術は業務用と同じです!
項目としては
- 体重
- 骨格筋量
- 体脂肪量
- BMI
- 体脂肪率
- 内臓脂肪レベル
- 基礎代謝量
参考!業務用
この2つの機種は折りたたみ式で持ち運びに便利です!
家庭用より、高精度で計測できます!
さらに上位の機種もありますが、そちらは管理医療機器です
初めてInbodyで身体組成を計測した時は、オリンピックを目指す選手用のお下がりでした!
左右バランスまでわかるという…恐るべし。
この時はアプリ管理じゃなかったので、用紙がいっぱいw
身体組成の結果から考えること
身体組成の要素
人の体は、いろんな組織で出来ています
身体組成は脂肪と除脂肪の二つの要素で考えるのが一般的です!
除脂肪とは、骨や筋肉、水分など「脂肪以外」の全てのものを含みます
除脂肪が高ければ筋肉が多く、基礎代謝が高い!と言えます
一見、見た目が細くても内臓脂肪が多いと脂肪量が増え、除脂肪が見た目ほど多くない…ということになります
「太っている」とか「痩せている」とか見た目では本当の身体組成はわかりません
女性の体脂肪への考え方
”体脂肪をできるだけ落とす!”という考え方が多く溢れていますが、脂肪にも働きがあります
人の細胞膜は脂質から出来ています
また、女性ホルモンなどの材料でもあります
女性は体脂肪率が10%を切ってしまうと月経異常が起こると言われています(個人差が大きい)
月経異常はさまざまな弊害があるので、身体組成を把握しておくことはとても重要です!
体脂肪を減らし過ぎてもいけないし、増え過ぎても生活習慣病のリスクが高くなります
食事と運動のバランスを身体組成から確認していきましょう!
体重を測るだけで痩せる!と言われる理由
ただ体重を測るだけで「痩せる」という噂があります!
運動習慣や食事など生活習慣が全く変わらないのに減ることはありません
なぜ、体重を測ると痩せるのか
それは体重を測って、数字を目にする・記入することで、「体重を意識する」からです
意識するから、「ちょっと食べるのをやめておこう(減らそう)」となります
トレーニングをしている人は特にトレーニングメニューなどを一緒に記入しておけば
「今日の、このトレーニングがムダになるかもしれない…」と思うと、食の抑制をかけやすくなります
自分を変えられるのは自分しかいません
脂肪を1kg落とそうとすると、約7,000カロリーの消費が必要です
食べないでダイエットしたり、急激な負荷は体にダメージを与えます
地道にコツコツが大事
健康的な身体組成を目指しましょう!
体重が増えた・減ったではなく、「身体組成がどうか」が大事です
身体組成を知ることで見た目には細マッチョでも、隠れ内臓脂肪を見つけることもできます!
ダイエットや減量・増量は身体組成で目標を立てましょう!